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a piece of Wedding

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料亭 三宜楼での祝言式

朝から青空がまぶしくて嬉しかった7月の大安の土曜日
門司港の料亭三宜楼にて、とても素敵なご夫婦が挙式を挙げられました。
おふたりに初めて会ったのは、6月のはじめ。
挙式まで2ヶ月もなく、しかも名古屋にお住まいなので、打合せはもう挙式の直前しか出来ない、とのことでした。
その日のうちに柱となる部分を決めて、お衣装合わせをして(突然だったのに、とっっても親切に対応して下さった PROM WEDDINGさんにも感謝でいっっっぱいです)
新婦さまがドレスを試着している間に、新郎さまが、どんなふうに新婦さまに惚れ込んでるのか聞いたり…♡
じゃああとはメールやお電話でー!もう大丈夫ですよー!って言ったけど、おふたりともお忙しそうで、お顔を見てお打合せ出来ない日々は、今どうしてるのかな忙しいのに電話したら邪魔かな、とか、重たい女の遠恋中みたいな気持ちになったり。
でも、式の2日前に会った時、全部の気持ちがドキドキワクワクになりました。
料亭 三宜楼での、初めての結婚式は、古きよき日本のあたたかい結婚式のスタイル「祝言式」で。
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祝言式のなかでは、指輪の交換ではなく、お互いの指に赤い水引を結び合う「結紐の儀」を。
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祝言式は、私が、今まで生きてきたなかで最も落ち着いた声を出して進行させて頂いたのですが、このおふたりの表情を見た時は、危うく泣きそうでした。
ずっと穏やかだった新郎さまの凛々しい表情、常にファンキーだった新婦さまの静かな「花嫁さま」のお顔。
見守る皆様の、あたたかいあたたかい拍手。
とても、言葉には出来ない瞬間が、結婚式にはあります。
おふたりが、これまで授かってきたものや、与えてきたものが、降り注ぐような、うん。言葉には出来ません…
祝言式のあとは、みんなで沢山お写真を撮って、とーーーっても美味しそうなお料理で、ゆっくりと、おふたりはじっとしていられないらしく(笑)動き回りながら。
新婦さまのことが大好きな新郎さまは、ドレスの裾さばきからイスの出し引きまでしてあげちゃうので、介添え(ワタシ)いらず…
終始みんながニコニコしていて、おふたりもとっても嬉しそうで、私もその場所にいられることが、とても嬉しかった。
フリーランスになってからは特に、ひとつひとつの出会いが奇跡みたいなものだと思います。
沢山の偶然や、選んできた道が重なって、出会えたこの一日と、おふたり。
出会えてよかったってしみじみ思っていたら「出会えてよかったです」って言って下さって、嬉しかった。
そして何より「楽しかった」「結婚式をしてよかった」って言って下さることが。
たった2回の打合せと、1日の結婚式。
まっすぐで、飾らない笑顔のおふたり。
お写真と、ムービー、届くのが楽しみです。

      2015/11/11毎日のこと

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