オトナウェディング とは?
今、ブライダル関係の雑誌でも、ファッション誌でもよく見かける「オトナウェディング」という言葉。
私はあまり、年代に分けて物事を考えたり、判断したりすることがないので、特別意識したことはなかったのですが、先月の「Da fuchigami」さんでのブライダルフェアの開催をきっかけに、少し考えてみました。
私にお問合せや、プロデュースのご依頼をくださるお客様も、いわゆる「オトナウェディング」世代の方が中心です。
それはやっぱり、いろんなものを見て、いろんな経験をして、そして、若いころよりも少し自分のことをよく知ったからかな、と思うのです。
それは「好きなもの」を知って「したいこと」が、ある程度見えている状態。
若いころの、色んなものが新鮮に見えて、興味が湧いて、あれもこれもしたーい!っていうキラキラしたパワーも素敵だし、オトナと呼ばれる世代の、好きなものだけを深く追求するスタイルもやはり、素敵だなぁと思います。
そう。
本当に好きなものをちゃんと選んで、必要なものだけを豊かに。
例えば自分たちらしく設えた空間のなかで、美味しいお料理と上質なお酒で幸福な時間をプレゼントしながら、ゲストとゆったり会話を愉しむような。
例えば青空の下でドレスもタキシードも着ずに、飾らない自分たちのままで、ゲストと伸び伸びと笑いながら、ただ感謝を伝えるような。
そんなふうに、オトナウェディングにも型はなくて、結局は自分らしさを豊かに表現するものなのでしょうね。
結婚式で自分らしさや好きなもの、を表現する方法、必要なものを選ぶ基準ナドナド…
ちゃんと見つけられるように、引き出すことも、一緒に探すことも、私のお仕事です。
そのstepも、とっても楽しいですよ!
一組一組の新郎新婦さまとじっくり向き合って、他のだれとも違う「自分らしさ」「自分たちらしさ」を探して、見つけて、叶えていけるひとでありたいと願います。