結婚式の準備期間
先日は、春のウェディングを控えたお客さまと一緒に試食&衣装合わせの日でした。
試食はいつもお願いしている出張シェフPinoxさんのところへ。
事前にお伝えしていたおふたりのご希望に合わせて提案メニューを作っていただき、試食をするので、イメージもしっかり湧いてきます。
結婚式の場所でもあり、これからふたりが暮らしていく糸島の食材をたっぷり使って、さらに、みんなでワイワイと「食べること」も楽しめるようなお料理で、当日がますます楽しみです。
もちろん美味しい!とっても。
おふたりと一緒に私もいただきながら(毎回必ず一緒に食べたがる)結婚式のことも、結婚式と関係ないこともおしゃべりするのがとっても楽しくて大好きな時間です。
試食は糸島でしたが、衣装合わせは北九州へ。
海辺だし、理想のドレスはレンタルで見つかりにくいアンティークタイプだし、購入も検討していたけど、試着もできない購入をする前に、ちゃんと納得できる段階も踏んでいただきたくて、ご案内しました。
糸島から2時間かけて、わざわざ北九州まで行くのは、行くだけの価値があるから。
これまで何度も、ドレス迷子のお嫁様を救ってくれたプロムウェディングさん。
「お客さまの気持ちに寄り添うこと」
「知識と提案力があること」
私が信頼して仕事をお任せする人たちは、みんなこのふたつが当たり前にあります。
心と技術、どっちも大切。
提案してくれるドレスたちがどれもお嫁さまによく似合っていて、もともとあったご希望のイメージがますます確かなものになっていきました。
「こっちもいいけど、これも捨てがたいよね。どうしよう!」ってみんなで迷いながら、デザイン、動きやすさ、シチュエーション、進行、などすべてを考えて、無事一つを選ぶことができました。
あれもこれもいいよね!っていう迷い方ができることは、すごく幸せなことです。
結婚式の準備を進めていくなかで「迷うこと」はとても大切なプロセスだと思っています。
迷って迷って、そして「納得して」選ぶこと。
そうして選んだものや、迷った時間、それは全て愛おしいものになります。
とにかく、楽しい、いい一日でした!
当然のことながら、結婚式当日というゴールが必ずくるから、1日1日減って行く準備期間を思いきり楽しんで、味わっていただきたいです。
私も、それぞれの新郎新婦さまと一緒に、それぞれのその道のりを、思いきり楽しみ、愛しんでいます。