ミモザの花言葉 / 糸島ハーブガーデンの結婚式
秋の優しい日差しと、お祝いに包まれたKentoさんとMikoさん、そしてYuzukiちゃんのファミリーウェディング。
2年半、延期して迎えたこの日でした。
この日だからできたこと、出逢えたもの、ふたりじゃなくて、3人の結婚式になったこと。
そしてなんと、この日はおふたりのお子様の1歳のバースデー。
これから続いていく我が子の人生の初めてのお誕生日を、大切な人たちの輪の中で一緒にお祝いできる幸せ。
小さな奇跡を積み上げたような、嬉しい結婚式でした。
「感謝」という花言葉をもつミモザをたくさん散りばめて
大切な人たちに、ありがとう。を伝えた日のこと。
挙式の入場で、カゴリュックを背負ってみんなに黄色いお花を入れてもらっている結月ちゃんの可愛さも、
勘で答えるしかないマイナークイズの盛り上がりも、
しんみりするシーンなんて作ってなかったのに時折流れる涙も、
全部が想像を超えていました。
そして、私の長いプランナー人生のなかでも、初めての試み、
大きな一つの輪になるテーブル配置。
大家族の団欒みたいで、すごくよかった!
みんな自由におしゃべりしながらも、感じる一体感。
そしてその輪の中で、Yuzukiちゃんの餅踏みと選びとりもできて、まさに、みんな家族みたいでした。
お料理はpinox
一般的なコース料理の流れとは違って、前半にお魚、お肉のメインがきて、後半からはフィンガーフードで立食になるハーフブッフェ。
ミモザイメージの一皿や、ふたりが暮らす壱岐の郷土料理をイメージした一品も入れつつ、ゲストの美味しいー!の笑顔をたくさん作ってくれました。
そして、この秋に本物のミモザで飾れるなんて、私も、おふたりも夢にも思っていなかったのに、middle worldさんが、輸入のミモザをたっぷり仕入れてくださいました。
当日ミモザを見た時の、みこさんの喜ぶ姿が可愛くて嬉しかった!
運命的なミモザのドレスは、アトリエ・ニーナマリアージュさんが出逢わせてくれました。
アイシングクッキーの席札や、お友達が作ってくれたミモザの消しゴムハンコのエコバック、もちろんペーパーアイテムたちも。
たくさんのミモザには、ふたりからの「ありがとう」が込められています。
きっとこれまでの日々も、小さなありがとうをしっかり伝えて、積み重ねてきたふたりだから、叶った結婚式でした。
3年前、ふたりとオンラインで話をして、延期を決めた夜、私はたくさん泣きました。
どうしてこんな辛い決断を、ふたりがしないといけないんだろうと、立ち向かい方が分からない事態が、とても悲しかったことを覚えています。
でもこの日、温かな輪の中で、とてもとても幸せそうなふたりと一緒に過ごすことができて、あの夜の悲しみが、あたたかな喜びに変わりました。
誠実が真ん中にあって、多くは語らなくても、大切なことや感謝はしっかり言葉で伝えてくださるKentoさん、おっとりしているかと思いきや、とってもさっぱり、清々しい優しさと強さと面白さをもつMikoさん、そして天使の笑顔Yuzukiちゃん。
壱岐という、気持ちいい島がとてもよく似合うファミリー。
大好きな島に、大好きな人たちができたことを、とても嬉しいです。
私は、これからYuzukiちゃんの成長を感じるたび、あの日の愛に包まれた光景を思い出すでしょう。
壱岐でピクニック、しましょうね!
たくさんの真っ直ぐな思いと優しさと、楽しい猫トークと、毎回の美味しいものや壱岐焼酎のお土産、
3年以上の関わりのなかでいただいたものがたくさんありすぎて、言葉が追いつきませんが、おふたりとの出会いは、私の心の中に温かく残り、ずっと励みになるはずです。
心いっぱいのありがとうを込めて。
Place ハーブガーデンプティール倶楽部伊都國
photo Roots
Hair Make RR Rumiko
Dress atelier nina mariage
Flower middle world
料理 Pinox
PA totalproduce