
優しい空気に包まれているようなほのぼのカップル、純平さんとゆりさん。
ご家族やご友人、お世話になっている方々を招いて、ゆりさんのご自宅のお庭での結婚式。
そして、ふたりの結婚式は、ふたりや家族にとって、大切な存在である、ビスケットくんとサブレちゃんも一緒に「いつものお庭で過ごす、特別な日」でした。
優しい印象だけど、個性的なラインがゆりさんにとってもお似合いのドレスに身を包み、
ブーケは、ゆりさんのお名前でもあり、お母様の好きなお花でもある、ゆりを束ねて。
ビスケットくんとサブレちゃんも、この日のために仕立てたタキシードとドレスでとびきりお洒落をして、みんなではしゃぎながらスタートした、幸せな日。




挙式のはじまりは、純平さんのお兄さんによるバグパイプの演奏。
初めての音色に、みんな耳を澄まし、これから始まる夫婦の誓いの儀式に、心を向けて。
お父様の好きな曲で、ゆっくりと、純平さんのもとに歩くゆりさん。
幼い頃から、家族の思い出がたくさん詰まった場所で花嫁になる、それはとても温かで、心に染みる情景でした。
リングを届けてくれたのは、もちろんビスケットくんとサブレちゃん。
「自然とみんなが仲良くなるような」アットホームな結婚式を望んだふたり。
挙式のあとは、お庭で借り物競争!
どの年代の方も楽しそうで、コミュニケーションが生まれて、本当にいつの間にか、和気藹々としていて、見ている私たちもたくさん笑いました。
「わんこは誰のところに来るでしょう?」ゲームも、とっても盛り上がって、ビスケットくんもサブレちゃんも、はしゃいで、おやつもらって、ホクホクしていました。
育った自宅でする結婚式。
場所だけではなく、ウェディングケーキは、家族のお祝いの時にいつも頼んでいた、近所のケーキ屋さんに、お料理も、家族の思い出があるシェフのとっておきの1品を作っていただいて…大切な思い出を、またじんわりと味わうことができるような、結婚式。






































たくさん遊んで、笑って、食べて飲んで、穏やかな春の陽射しと、みんなの笑顔に包まれた時間。
クライマックスは、ご両親から、新郎新婦から、それぞれに気持ちを贈る時間をつくって、温かな言葉と涙で、結びとなりました。












片付けが終わり、帰るときに、ゆりさんのお母様が言ってくださった言葉。
「ここで結婚式をしてほしいって思っていたけど、本当にちゃんとできるのか心配だった。
でもとってもいい結婚式になって、すごく嬉しい。あなたのおかげ。」
真っ直ぐに、しみじみと伝えてくださる言葉に、ただただ、娘への愛を感じました。
純平さんとゆりさんは、「うちのコ」という事業をしています。
「限られたワン生だからこそ、その時間を大切にしたい。」
わんこに限らず、ネコだってウサギだって鳥だって、
動物の時間は、みんな限られたかけがえのない美しいものです。
私たち夫婦は、
当店の商品をお手にとってご覧いただいたときに、
ちょっと心が温かくなる、
うちの子がより愛しく思えるようになる、そんな商品をお届けしたい。
そんな思いのもと、商品の販売や、それを通じて動物保護団体への寄付など、全ての動物たちの幸せを願いながら、活動されています。
そんなふたりの結婚式は、ふたりの周りのクリエイターさんたちによるキュートなわんこグッズや、ふたり作のアイシングクッキーなど、じんわりと心あたたかになるアイテムで彩られていました。



動物たちと暮らす日々の愛おしさ、そのいのちが私たちに与えてくれるしあわせは、私も知っています。
ふたりのプランナーになれたこと、とても嬉しく思います。
お子様が生まれたときに、連絡をくださったり、うちのコの新しい取り組みや変わらず仲良しなふたりの様子をSNSで見たり、ずっとふたりや、ご家族みなさまを近くに感じています。
ビスケットくん、サブレちゃんも、みんな大切でかけがえのない家族。
春のお庭で、穏やかな心地のなかに、ワクワクと可愛いを散りばめて作った家族の結婚式。
いつもそばにあった日々、その愛おしさを、深く深く、一緒に感じさせていただき、ありがとうございました。

photographer / Roots
Dress / PROM WEDDING
Flower / atelier ruban