壱岐で生まれ育ち、これからも暮らしていくふたり。
壱岐の美しく気持ちいい自然のなかで、ふたりの思い出の曲「GIFT」をコンセプトワードに、
みんなから今まで沢山受け取ってきたGIFTを心に留めて、感謝を込めて、ふたりからのGIFTを贈る、
それが、龍太郎さんと紗緒里さんの結婚式でした。

挙式は、木々に包まれる、住吉神社で、両家ご親族だけで行いました。
島内には、150社以上も神社が点在していて「神々の島」とも呼ばれる壱岐では、生活のそばに神様がいるように感じます。
ご家族同士の心と心を繋ぎ、ふたりも家族としての出発を誓う、心が澄んでいくような、始まりの時間。








披露宴を行う筒城浜キャンプ場は、プロポーズの場所でした。
ふたりで夫婦になることを決めた場所に、ふたりの大切な人たちが、約100人集まって、
新郎父からの愛とエールを込めた始球式から始まった、芝生の上の披露宴。
ふたりからトレイでゲストにお料理を届けつつ、おしゃべりの時間、そして、ゲストからの演奏やライブパフォーマンスなど
賑やかに広がる笑い声や、伸びやかな音のなかで、みんなが大切に想い合う気持ちを贈りあった、この時間もGIFT。
パーティ中盤からは、雰囲気を変えて、隣の屋根付き広場へ移動。
シェフが炎の塊肉でお出迎えした、広すぎるくらい広い、がらんとした会場は、ふたりと私たちチーム一同、試行錯誤して作ったから、
沢山のゲストがニコニコしながら写真を撮ってくれているのもとっても嬉しかったです。
壱岐を愛するふたりは、壱岐銘菓のかすまき(シェフが作ってくれた特別ビックかすまき)に入刀。
みんなと言葉を交わす時間を大切に、テーブルを回ったり、デザートブッフェをサーブしたりするふたり。
そんなふたりに贈られた、温かなメッセージや、サプライズの歌。
食べて、飲んで、笑って、泣いて、また笑う。
大好きな人たちの、温かな輪のなかにいることを、深く深く、感じることができたと思います。





















































ふたりが出会い 恋をして、夫婦になったことを
心から、よかった、よかったねって思って祝っている気持ちがあまりにも溢れていて
広い広い会場が、贈り合う気持ちでいっぱいになっていました。
朗らかで直向きな龍太郎さんと、細やかに周りの人たちに心を配る紗緒里さん。
穏やかだけど、まぶしいくらい真っ直ぐなふたりが、真っ直ぐに想いあい、人を大切にして、
紡いだ先にあったこの日。
愛に溢れて、沢山笑って泣いたのは、当日だけじゃなくて、それまでの日々や、
前日の怒涛の設営、翌日、私たちの船が出るまで見送ってくれた時も。
私も大好きな壱岐から、私を見つけてくれて、いつも真っ直ぐに心で向き合ってくれて、
あんなにも温かで愛に包まれた景色を見せてくれて、ありがとう。
ふたりから受け取ったGIFTを、いつも心に留めて、また壱岐で会える日を楽しみに、私も真っ直ぐに進んでいきます。

photographer / Roots
hair make / FUGEE
place / 壱岐 筒城浜キャンプ場
料理 / Pinox