結婚式を作るときに 大切にしてほしいこと
フリーランスウェディングプランナーになってから、いわゆる「変わった」結婚式のプロデュースをする機会が多くて、なんか変わった結婚式をプロデュースするひと、みたいな印象を持たれがちです。
フリープランナーにもいろんなタイプがいて、私は確かにアウトドアも好きだし、劇場とか、何もない場所で、まっさらな状態から作っていくタイプのウェディングが得意なんだと思います。
でも「変わっている」とか「面白い」とかは私にとっては大切なことではなくて、
何より大切なことは「どうしてそれをしたいのか」ということ。
「どうなりたいから何をするのか」
「伝えたいことは何なのか」
ということ、です。
結婚式の準備をしていたら、色んなことを知っていきます。
とくに、今は雑誌、NET、SNS…
たくさんたくさん情報が溢れているから。
白無垢もウェディングドレスもいい。
アウトドアでも、普通の結婚式場でもいい。
ただ、簡単に見れる表面的なものに捕われず、振り回されず、
そこに選んだ理由があって、そのなかにある意味を感じていてほしいと思っています。
そうしてひとつひとつを丁寧に選んでいって、出来た結婚式が、結果すごく「変わってる」ものになったら、それはおふたりらしさの追求で、ゲストもきっと楽しんでくれるし、
考えて、選んでいって、いわゆる「オーソドックス」なものになっても、ひとつひとつに込められた意味をちゃんと感じることができて、おふたりの想いはゲストにしっかり伝わるものになると思います。
おふたりがしたいことや、叶えたい結婚式の、根っこにあるものを見つけて、
大切なことをちゃんと大切にしながら、結婚式までの道のりを、一歩ずつ、おふたりと一緒に歩んでいきたいと思っています。