穏やかで、真っ直ぐにお互いを想い合う、MarkさんとYokoさん。
まだコロナ禍で、海外にいらっしゃるMarkさんのご家族の出席はできなかったので、そのぶん、Yokoさんのご親族に、しっかりMarkさんのことを紹介して、そのあたたかな人柄を知っていただく結婚式をすることにしました。
自然が好きなおふたりが選ばれたのは、糸島の海辺に静かに佇むゲストハウス bbb hausでした。
潮騒と風の音だけが聴こえるその場所で、親戚の集まりのような、ゆっくりおしゃべりできる結婚式を望まれたおふたり。

たくさんの笑い声と、時々涙が溢れてくる、穏やかで温かな、お祝いの集いになりました。

ふたりがどんなに大切に想いあっているか、そして、ここにいる皆様に支えられて今があること、ご家族の愛に包まれて生きてきたこと、あたたかな気持ちがその場所いっぱいに溢れて伝わり合う、そんな時間でした。

華やかな演出は全く望まなかったおふたり、言葉を交わし合う時間、リラックスした空気をつくることを大切に、一つ一つのシーンを丁寧に重ねていきました。

挙式では、ご親族に見守られながら、お互いにお手紙を読みました。
皆様のことを考えると、日本の言葉がいいかな？と気にかけていらっしゃいましたが、自分のこころにある想いを伝えることが一番大事なので、MarkさんからYokoさんへのお手紙は、英語で書いていただきました。
正直わたしは、細かな内容はほとんど分からなかったけど、涙がとまりませんでした。

大切な思い出を語り、今心にある愛を伝え、これからを誓っているんだということ、しっかり伝わってきました。
あの場所にいた全員が、心を澄ませて、おふたりが想い合う気持ちを感じていたようにおもいます。

きっと親族同士だからこそ、分かち合える祝福が飛び交い、みんなが自由におしゃべりをして、おふたりもみんなの輪のなかで笑ってて、プランナーとしてその空間にいられることが、ただただ嬉しかったです。

みんなで歌ったクライマックスも、とってもハッピーな時間になりました！

「本当に特別で幸せな日になりました。あんなに楽しめるなんて、思ってもいませんでした！」
翌日、Yokoさんからいただいた言葉もとても嬉しかった。
結婚式の日に生まれる一つ一つの感情や景色を、心いっぱいに味わってほしい。
そうできるように、おふたりの心のコンディションを整え、ゲストとの間に生まれる感情の導線を、丁寧に作れるプランナーでありたいと思います。

bbb hausでの初めてのウェディングプロデュースが、MarkさんとYokoさんで本当によかった。
とっっても寒い日だったど、つめたい空気まで美しく感じさせてくれる場所と、おふたりでした。

Photo / Seigo ishido
HairMake / mai mai
Flower / PLAISIR
Special thanks / Spice up wedding maiko yoshimizu

Place / bbb haus